院長のブログデヴュー、口唇テープ
はじめまして。院長の吉田です。
初の登場ですが、これからぽつぽつ書かせていただこうかと思います。
今日は「口唇テープ」について。
寝ているとき、人間は唾液分泌などの生理機能が落ちます。
また、寝ているときに口を開いてしまう人も案外おられます。
これらのことで口腔内が乾燥すると、ドライマウス、口臭、口内炎を起こす元となります。
そこで、寝るときに唇に3~4cmの紙テープ(幅1cm位で手でちぎれる接着性のもの)をタテに貼ります。
テープと唇は十字の形となります。就寝時に貼ると、朝まではずれることはありません。
こうすることで口腔内が保湿され、その結果ドライマウスがとても楽になった、頻繁にできていた口内炎が、
ほとんどできなくなった・・・などの患者さんを経験しています。
完全に鼻の詰まっておられる方以外、苦しいと言われたことはありません。
のどにある扁桃腺が乾くと、免疫が落ちますが、それを防ぐ効果もあると考えられます。
そのほかには、歯周病で前歯が開き気味になってきたのが正しい歯列に戻されることも期待されます。
紙テープは、薬局で多くの種類が販売されています。 ちなみに僕は、かぶれないのでセロテープでずっと
実践しています。いずれも裸のロールだけだと、一回一回めくるのが面倒ですので、文具屋さんでセロテープの
台も買うことをお勧めします。いろいろやってみましたが、どの大きさの台でもそれなりに使えます。
ぜひ一度お試しください。ご不明な点あれば当院までご遠慮なく問い合わせてください。