治療には、以前はマウスピースがよく用いられていましたが、マウスピースは24時間はめるわけにいきません。はめていても不必要に噛むという癖自体は治らないうえに、はずしているときには野放しの状態と言えます。
現在は行動療法と言われるイメージトレーニングのような方法を用いて、悪い癖そのものを減らす、無くすようにします。
これらの指導は当院でも行っております。顎関節症の治療とTCHの是正について知りたい方は、「完全図解 顎関節症とかみあわせの悩みが解決する本(木野孔司著、講談社)」で一般の方でも分かるように詳細に述べられていますので、こちらも参考にすることをおすすめします。